センター長からのご挨拶 / Message
センター長からのご挨拶
計算社会科学は、近年急速に発展しているビッグデータや計算技術に基づいて社会経済現象を分析する新しい研究領域で、社会科学、データサイエンス、計算科学の3領域が重なった部分を核とする文理融合・複合領域です。特に、オンライン上で取得可能なビッグデータ、コンピュータ・シミュレーション、及びデータとシミュレーションに基づくネットワーク分析が現在の主な分析ツールです。
計算社会科学研究センターは、平成29(2017)年3月に、経済経営研究所内のセンターとして発足しました。その後、平成30(2018)年4月に全学の基幹研究推進組織となり、経済経営研究所とは独立した組織となりました。日本初、そして未だ唯一の、計算社会科学に特化した研究センターです。
本センターの目的は、計算社会科学における国内外での共同研究を推進し、同領域を普及・発展させることです。本センターは、データサイエンスと計算科学に基づいた新しい社会科学としての計算社会科学を確立・体系化し、世界的に同領域を牽引する国際研究拠点を形成することを目指しています。
2019年4月1日
センター長:上東 貴志